自ら考え、挑戦を重ねた1年。新卒MVPが語る、これまでとこれから【後編】

グリーグループでは、新卒入社1年目に活躍した社員に向けてMVP賞「Best Newgrad of the year」(以下、新卒MVP)を設けています。グループのバリュー(行動規範)の実践者として、今年は4名が最優秀賞を獲得。本記事では前編・後編に分け、挑戦を続ける受賞者の素顔に迫ります。後編では、ビジネス職の渡辺さんと須藤さんに受賞の経緯や普段の業務、今後の目標などを伺いました。

ユーザー心理を読み解くことが、ヒット企画への第一歩

渡辺:REALITY株式会社 / Business Development事業本部 / Business Development事業部 / Live Streamingグループ / Tie-up Event Planningチーム
2025年に新卒入社。学生時代からフリーランスとしてウェブやアプリの開発に携わっていたが、「よりスケールの大きな仕事をしたい」という思いから新卒での就職を決意。現在は企画職として、ライブ配信事業に携わる。

――新卒でグリーグループを選ばれた理由を教えてください。



渡辺:学生時代からフリーランスとして働いていて、そのまま続ける選択肢もありました。ただ、フリーランスでは経験できないスケールの大きな仕事に携わってみたかったので、就職を選びました。もともとエンタメに関わるtoCサービスに興味があり、その領域で独自の強みをもつ企業を探していくと、候補は自然と絞られていきました。なかでも特に惹かれたのがグリーグループのREALITY株式会社(以下、REALITY)です。ライブエンタメ領域で、新しい価値を生み出そうとしている点に魅力を感じましたし、ユーザーに寄り添った運営方針に好感が持てました。

――現在、どのような業務を担当されているか教えてください。



渡辺:アプリ「REALITY」のライブ配信事業を中心に、ライバーが参加するイベントやキャンペーンの企画を担当しています。場合によっては、積極的に活動するライバーをサポートする「スターライバープロジェクト」のような大型施策に携わることもあります。また、グッズ制作も大切な業務の一つで、個人的には “何でも屋”のような立ち位置だと思っています。

――アプリ「REALITY」のライブ配信事業において、新規企画のヒットを生み出したことが新卒MVPの受賞につながりましたね。



渡辺:特に評価が高かったのが、「スコアを達成して、限定エモート※を手に入れよう!」というイベント。イベント期間中に一定のスコアを達成したライバーに、限定エモートをプレゼントする企画です。当時は、ちょうどエモートへの注目度が高まっていたタイミングだったので、その盛り上がりを追い風にしました。そのほか「大阪・日本橋オタロードポスター掲載イベント」も印象に残っています。これもユーザーを巻きこんだ企画で、スコアを達成したライバーのアバターとユーザー名を載せたポスターが大阪・日本橋のオタロードに貼り出されました。

※エモート...オンラインゲームやメタバースなどの仮想空間で使われる、アバターがポーズをとったりダンスをするなど動きをつけるアイテム


各施策のバナー

――企画がヒットすることは予想していましたか?



渡辺:本音を言うと、少し自信はありました。「この企画ならいけるだろう」と。企画全般に言えることですが、まずはユーザーが何を求めているのか、どうすれば喜んでもらえるのかを考えることが大前提だと思っています。それを突き詰めていくと、自然と道筋が見えてくるのではないでしょうか。

――単なるひらめきではなく、ユーザー心理を読み解くことが大切なんですね。



渡辺:根拠はシンプルで「ユーザーが求めているから」の一言に尽きます。そこに至るまでには、特定のユーザーが目に浮かぶくらいまでターゲット層を考え抜く必要があります。逆に、不特定多数に向けた企画は、結果が振るわないこともあったりする。何度か企画をヒットさせていくと、おぼろげながら成功のパターンが見えてくるので、他の企画にもどんどん応用していきます。

――ユーザーのニーズを捉えるために、意識していることはありますか?



渡辺:できるだけユーザーの“生の声”に触れるようにしています。例えば、SNSでユーザーの投稿を追うのは基本で、暇さえあればスマホをチェックします。実際にライバーの配信を視聴して、視聴者の反応やコミュニティの空気感を把握することも欠かせません。リアルイベントではその熱量がダイレクトに伝わってくるので、それだけ企画づくりのヒントが見つけやすいですね。ライブ外の新企画はユーザーありきで成り立っているので、みなさんの要望にはできるだけ応えていきたいです。

――上司や先輩は、どのようにサポートしてくれましたか?



渡辺:僕自身、まだ詰めが甘い部分もあるので、企画の不備や改善点を指摘していただくことも少なくありません。これに限らず、企画を実際に形にしていくためには、チームの連携が不可欠。限定エモートの企画も、エンジニア、デザイナーの方々の力があってこそ実現できるものでした。

ユーザーの反応からしか得られない高揚感が、挑戦の原動力に

――仕事を通じて、やりがいや達成感を得られる瞬間はありますか?



渡辺:自分が携わった企画に対して、ユーザーがポジティブな反応をしてくれることが、何よりのモチベーションになっています。SNSで話題になっていたりすると、素直にうれしくて「気持ちいい~」ってなっちゃいますね(笑)。その高揚感を味わうために、仕事をしていると言ってもいいかもしれません。

――今後、挑戦したいことを教えてください。



渡辺:いずれは、新しいプラットフォームの立ち上げにも携わってみたいです。まだ具体的なイメージはありませんが、ユーザーが夢中になれるようなサービスを生み出せるように、今から少しずつ経験を積み重ねていきたいと思っています。また、個人的な夢として、フリーランス時代にお世話になった方々とまた一緒に働いてみたいです。恩返しの意味もこめて、グリーグループで成長した姿を見てもらえたらうれしいですね。

上司からのメッセージ

渡辺さんの上司の阿部さんから、新卒MVPのお祝いと激励のメッセージをいただきましたので、紹介します。

阿部:REALITY株式会社 / Business Development事業本部 / Live Streaming部 / Live Streamingグループ / Events & Campaignsチーム マネージャー
この度は新卒MVP受賞おめでとうございます!
このような賞では、得てして目に見える成果に注目されがちですが、渡辺さんについて何より評価しているのは、どんな仕事も目の前の課題やユーザーに真摯に向き合い続ける姿勢です。ユーザー体験と売上を両立できるような新しい企画を次々と形にできているのは、器用さだけではなく、この姿勢を積み重ねてきた結果だと思います。
一方で、今回の受賞はまだまだ通過点です。これから経験を重ね、企画で成果を出す人から、事業そのものを大きく伸ばせる人へと成長していくことを期待しています。改めて、受賞おめでとうございます!

誠実さと貪欲さが共存する、グリーエックスのものづくり

須藤:グリーエックス株式会社 / DXコンサルティング本部 / プロダクトマネジメント部 / プロダクトマネジメント第1グループ / プロダクトマネジメント第2チーム
2025年に新卒入社。工学部出身でありながらIT業界に魅せられ、グリーグループへ。現在は新聞社のウェブサイト開発において、プロダクトマネージャーを担当。

――この業界に進んだきっかけを教えてください。



須藤:幼少期までさかのぼりますが、もともとものづくりが好きだったんです。なかでも、工作の「設計」にあたる部分に強く惹かれていました。その延長で「設計に関わる仕事をしたい」と考え、大学では工学部に進学。学びを深めるなかで、私が求めている「設計」は、少人数でスピーディーに形にできる領域にあるのではないかと感じるようになりました。それがIT業界に興味をもったきっかけです。工学系からのIT業界への志望は意外に思われるかもしれませんが、ものづくりの本質はどちらも大きく変わりません。設計し、形にし、ユーザーに届けるというプロセスには、共通する部分があると感じています。

――グリーグループのなかから、グリーエックスを志望した理由を教えてください。



須藤:入社前にグリーエックス株式会社(以下、グリーエックス)の方からお話を伺う機会があり、皆さんの仕事に対する誠実さと貪欲さに胸を打たれました。ここでいう「誠実さ」とは「いいものをつくれば、売れる」という真っすぐな思いです。ものづくりの価値を信じていることが伝わってきて、「自分もそうありたい」と感じたんです。それにグリーエックスはチーム内での役割分担が明確な印象を受けたので、自分も設計の仕事に集中できると思いました。

――現在はどのような業務を担当されていますか?



須藤:プロダクトマネージャーとして、朝日新聞社さまの士業検索ポータルサイトの開発に携わっています。朝日新聞社さまはもともと「相続会議」を運営されており、これに続く「離婚のカタチ」、「債務整理のとびら」、「交通事故の羅針盤」の開発・保守を、グリーエックスが担当しております。お客様の事業ややりたいことを理解したうえで、作るものを定義し進行を管理することが主な役割で、新しいサイトの立ち上げから公開後の保守・運用まで業務は多岐にわたります。
また、今回の新卒MVP最優秀賞受賞では、社内プロジェクトとしてウェブサイトの動作確認テストの自動化に取り組んだことを評価していただきました。AIを活用することで大幅に効率化でき、現在は部門を超えて横展開しています。

――プロダクトマネージャーの仕事は「設計」に通じる部分も多そうですね。



須藤:そうですね。技術的な背景や仕組みを理解しながら、プロジェクトを進めていく過程がとても楽しいです。ここまで自分に合う仕事は、他にないんじゃないかと思うくらい。現在の仕事は今まで培ってきたものづくりの進め方を活かしつつ、私がやりたかったことができています。仕事に向き合う意欲や姿勢を評価していただいたのだと感じています。

――朝日新聞社さまは、長期案件で前任の方から引き継いだものだったんですよね。



須藤:前任の方がとても優秀だったので、プロジェクトの基盤はしっかり整っていました。引き継ぎ期間も十分に設けていただいたので、あとは後任の私が今後もクオリティを維持していくことが大切だと考えています。そのためには、クライアントに誠実に向き合い、プロジェクトを円滑に進めることが何よりも重要。ご要望をそのまま受け入れるだけでなく、時にはこちらから論点を整理したり、進め方の選択肢を提示したりしながら、よりよい形でプロジェクトを進めていきたいと考えています。

――クライアントと信頼関係を築くうえで、意識していることはありますか?



須藤:どんな問い合わせにも、基本“即レス”です(笑)。それを徹底していたら、判断力や物事に優先順位をつける力が身についてきました。自分だけでは判断が難しい場合は、先輩にアドバイスを求めることもありますね。

――チームは気兼ねなく相談できる雰囲気ですか?



須藤:ちょっとした壁打ちにも快く応じていただけます。部全体が和気あいあいとした雰囲気で、特に部長やチームのマネージャー、そしてプロジェクトの前任の方には本当にお世話になっています。技術的な見識はもちろん、人としても尊敬できる方たちで、私にとってはお兄さんやお姉さんみたいな存在。新卒MVP最優秀賞の受賞も喜んでくれました。

裁量の大きさを成長につなげ、「設計」以外の領域も攻める

――入社から現在までを振り返って、成長したと感じる点はありますか?



須藤:担当しているウェブサイトは複雑な構造なので、システムをきちんと理解していないと、クライアントからの要望には応えられません。入社当初はそこに難しさを感じていましたが、今では技術的な背景まで含めて把握できるようになりました。

――スキルアップする機会は多いのでしょうか?



須藤:裁量が大きい分、主体的に考える力が磨かれますし、失敗も成功も自分の糧として積み重ねていけると感じています。また、日頃から最新技術に触れられることも、スキルアップにつながっています。

――今後、挑戦したいことを教えてください。



須藤:業務を通じて、ものづくりの根幹には「設計」があることを改めて実感しました。これまでの経験を活かせば、ウェブサイト以外のプロダクトにも貢献できるのではないかと考えています。また、いつか設計以外の工程にも携わりたい気持ちもあります。活躍の場を広げていくためにも、好奇心を持って学びを深め、着実に力をつけていきたいです。

上司からのメッセージ

須藤さんの上司の池内さんから、新卒MVPのお祝いと激励のメッセージをいただきましたので、紹介します。

池内:グリーエックス株式会社 / DXコンサルティング本部 / プロダクトマネジメント部 / プロダクトマネジメント第1グループ / プロダクトマネジメント第2チーム
この度は新卒MVP受賞おめでとうございます。
配属後から朝日新聞社さまのシステム開発案件へ参画いただき、ジョイン当初は先輩の背中を見て学びつつ、自分一人ではどうにもならない歯がゆさを感じていたかと思います。1年を通しお客様・プロダクトに真摯に向き合った結果のMVP受賞だと考えております。本当に頼もしくなりました!
須藤くんは、どんなにつらい時も明るく前向きに仕事に取り組み、1年目ながらプロジェクトメンバーや部署・グリーエックス全体に良い影響をもたらしてくれました。私自身もこの1年、本当に楽しく前向きに仕事に取り組めたのは須藤くんの影響が大きいと感じています。これからもグリーのバリューを体現してさらにご活躍されることを期待してます!おめでとう!


配属先は違えど、定期的に同期で集まり、仕事やプライベートの話で盛り上がるそう。
この日も楽しそうに取材に取り組んでいました。