情報セキュリティ啓発コンテンツ「ビジネスメール詐欺」をリリースしました

そのメール、本当に大丈夫?

こんにちは、グリーホールディングスセキュリティ部です。
グリーグループではインターネットサービスの提供事業者として、皆様が安心してインターネットを利用いただけるよう「情報セキュリティ」についてお伝えする責任があると考え、定期的に啓発コンテンツを提供しています。

今回の啓発コンテンツのテーマは「ビジネスメール詐欺」です。
ビジネスメール詐欺は、取引先や関係者になりすましてメールを送り、機密情報や金銭をだまし取るサイバー攻撃の一種です。日常的なメールのやり取りの中で発生し得る身近な問題であり、近年ではAIを悪用して文面や送信者情報を巧妙に偽装する手口も増加しています。
また、メールだけでなく、チャットツールや個人の連絡手段を悪用したケースも確認されており、企業担当者だけでなく一般の方にも関係する脅威となっています。このような背景から、多くの方に知っていただきたいテーマとして、今回取り上げました。
重大な被害を未然に防ぐためには、どのような手口があるのかを知り、適切な対策を講じることが重要です。

本記事では、代表的なビジネスメール詐欺の手口と、その対策について分かりやすく解説します。
ぜひご覧ください。

送り先はいつもの人…?

インシデント事例

Aさんに長年取引のある企業の担当者を名乗るメールが届きました。
件名は「Re: 至急:契約書データの共有について」
これまでのやり取りに返信する形で送られてきており、文面も普段と変わりません。
そこには「急ぎで契約書データを確認したい」と書かれていました。
Aさんは一瞬迷いましたが、「いつもの担当者だし大丈夫だろう」と考え、社内の機密フォルダから契約書データを添付し、返信しました。
数日後、本物の取引先から電話が入りました。
「先日お願いしていた資料ですが、まだ届いていないようなのですが……」
確かに送ったはずだとAさんは驚いて送信履歴を確認しました。
すると、相手から届いたメールの送信元メールアドレスが、よく見ると一文字だけ違っていたのです。
それは、取引先を装った第三者によるなりすましメールでした。
送ってしまったのは、社外秘の機密情報...
結果として、取引の一時停止、対応コストの発生、そして企業の信頼性低下という取り返しのつかない大きな損失につながってしまいました。

その他の事例

その他の事例

・社長、役員なりすまし
社長や役員になりすました第三者が、「重要」「至急対応」などと緊急性を強調したメールで、偽の振込先を指定した請求書を送付した。差出人のメールアドレスは1文字だけ変更されていたが、緊急の指示であったため、担当者は十分な確認を怠り、指定された不正口座へ送金してしまった。

・AIを使った主な手口
第三者がAIを用いて企業の公開情報や組織構造、担当者情報を分析し、本物そっくりの「オンライン会議への招待メール」を作成・送信した。受信者がメール記載のリンクから会議に参加すると、AIで生成された映像や音声を使い、役員や取引先になりすました人物が登場。本人だと信じ込んでしまい、機密情報を共有してしまった。

最後に予防と対策を学びましょう!

詐欺にあわないために

今後もセキュリティ部から情報を発信していきます。
楽しく、安心・安全にインターネットを利用いただくため、一緒にセキュリティを学んでいきましょう!