グリー、日本初の循環型ゲームアセットプラットフォーム「PicTANK」でアマナと戦略的業務提携を締結

ゲームイラストを軸とした支援サービスを強化し、開発時の課題解決を提案

グリー株式会社

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」)は、トライアル版のサービスとして提供中の「PicTANK」(ピックタンク)において、株式会社アマナ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:進藤博信、以下「アマナ」)と戦略的業務提携を締結しました。

「PicTANK」は、ゲームのイラスト制作現場などで生じるスケジュールや予算、品質、人的リソースといった様々な課題を解決するソリューションのひとつとして、グリーが今春より提供している、日本初の循環型ゲームアセットプラットフォームです。これを通じて、過去に制作されたイラストやエフェクト、音声などのゲームアセットを、新しいニーズとマッチングし、ゲーム開発会社のスピーディーなコンテンツの充実とコスト削減を支援しています。

2009年頃からのソーシャルゲーム市場の急速な拡大に牽引され、ゲームイラスト業界も高い成長率を保って伸張してきました。その中で、優秀なアートディレクターやイラストレーターの不足、イラスト制作コストの上昇といった課題に直面している企業も数多く存在します。一方で、多くのソーシャルゲームが、さまざまな要因によりサービス終了あるいは開発中止となり、そこで制作されたイラストをはじめとした高い品質のアセットが眠ったままになっているケースも散見されます。

今回、日本最大級のストックコンテンツ(※)販売サイトを運営するアマナと「PicTANK」において戦略的業務提携を締結することによって、ゲームアセットを「売りたい」「買いたい」という双方のニーズに応えるための体制を強化し、マッチングまでをより迅速に行えるようになります。また、今夏には各アセットをカタログ化して、オンライン販売のシステムを導入するなど、サービスの拡張も予定しています。

ゲーム素材専門ストックコンテンツ・マーケットプレイス amanaimages × PicTANK

2007年に世界で初めてのモバイルソーシャルゲーム「釣り★スタ」を提供開始して以来、グリーには、ゲーム開発だけでなくイラストなどアセット制作のノウハウが蓄積されており、それらを、従来よりパートナー会社などに共有してきました。2015年3月には、フェンリル株式会社(本社:大阪府大阪市、最高経営責任者:牧野兼史)と共同開発して2013年より自社内で活用してきたツールを、イラスト制作の進捗を効率的に管理して、運用のコミュニケーションコストを飛躍的に低減させる業界初のサービス「Brushup」として社外向けに提供しています。

グリーは、モバイルソーシャルゲームの開発、運用を通して培ってきたノウハウをもとに、ゲームイラストをはじめとした制作現場が直面している課題を解決するための提案を行うことで、今後も業界を活性化し、ゲームに携わる方々の満足を生み出すサポートをしていきます。

※ ストックコンテンツ:使用されるであろう様々な内容の構図やシチュエーションの写真などがあらかじめ用意されたマルチメディア素材のこと。膨大な数の写真やイラスト、音声などが蓄積されており、目的に合ったイメージのものを見つけやすく、また新たに撮影する場合よりもコストや時間を削減できるため、広告、出版業界では使用料を支払ってそれらを活用することが多い。また、過去の出来事の記録写真なども蓄積されておりテレビなどでも使用されている。

GREEおよびGREEロゴは、日本および、またはその他の国におけるグリー株式会社の商標または登録商標です。その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

以上

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