グリー、アジア太平洋(APAC)地域でホテル直前予約を手がけるHotel Quickly Ltd.にリードインベスターとしてシリーズA-1投資を実施

ホテル直前予約専用アプリ「Tonight」との連携を強化

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下「グリー」)は、スマートフォンにおけるホテル直前予約専用アプリ「Tonight」の事業拡大及びサービス強化を目的として、アジア太平洋(APAC)地域において、同じくスマートフォンでのホテル直前予約を手掛けるHotel Quickly Ltd.(本社:香港、CEO:Tomas Laboutka、以下「HQ」)による450万ドル規模のシリーズA-1投資のリードインベスターとして出資しました。タイの大手ホテル関連企業Minor International(マイナー・インターナショナル)の代表取締役社長兼会長を務める有力起業家William E. Heinecke(ウィリアム・E・ハイニッキー)も個人投資家として出資しています。

HQは現在主にシンガポール、香港、タイ、インドネシア、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド向けに、ホテル直前予約アプリ「HotelQuickly」を提供しており、アジア太平洋(APAC)地域の直前予約サービス市場においてナンバーワンのポジションを獲得しています。今回の資金調達でHQは開発、マーケティング、採用を加速し、アジア太平洋(APAC)地域における事業強化を目指します。出資を機に、グリーとHQはお互いのノウハウの共有や人材交流などを通じて、「Tonight」「HotelQuickly」両アプリの機能やサービス内容を充実させ、より多くのお客さまが便利で簡単に利用できるサービスの提供と更なる成長を目指します。

グリー取締役:荒木英士のコメント

HQはここ1年で急速に事業を拡大しており、100以上の地域に3,000以上の提携ホテルを擁し、アジア太平洋(APAC)地域においてホテル直前予約でナンバーワンのポジションを確立しています。今回出資という形でHQの世界トップクラスのチームと連携し、業界における取り組みを加速させられるすばらしい機会を得ることができました。両社はモバイルファーストを事業の中心に据えており、一緒にどこまで成長できるか楽しみにしています。

Minor International代表取締役社長兼会長:William E. Heineckeのコメント

オンライン予約サービスにおいて、PCからモバイルへのシフトが進んでいるなか、アジア太平洋(APAC)地域において、HQには大きな成長機会があると思います。私は彼らの将来を信じており、グリーとともに今回の取り組みを支援できることをうれしく思います。

HQ CEO:Tomas Laboutka

グリーとWilliam E. Heineckeが私たちに投資してくれたことを大変光栄に思います。私たちは、彼らの経験から多くを学ぶことができますし、今回の出資によりさらに成長を加速できると考えています。今後、アジア太平洋(APAC)地域において、グリーと共に、私たちが提供するホテル直前予約アプリ「HotelQuickly」がオンライン予約サービス市場の変革をリードしていけることをうれしく思います。

「Tonight」について

グリーは、旅行業界におけるインターネット販売の比率が年々増加傾向にあること、観光立国の実現に向けて政府が2030年までに訪日観光客3,000万人を目標に据えると発表したことなど、さまざまな要因から今後インバウンドの直前予約に関するニーズは高まっていくと考え、「Tonight」を2014年6月から提供開始しています。「Tonight」は「日本の夜をもっと自由に」というコンセプトのもと、高級ホテルからカジュアルなホテルまで、当日限定のお得なプランをスマートフォンから最短10秒で簡単に予約できるアプリです。宿泊人数は最大2名、素泊まりのプランのみで、現在地から近い当日泊まれるホテルを表示し、あらかじめ登録されたクレジットカード情報を使うことで、アプリを起動してから予約、決済まで最短4ステップで完了します。

「HotelQuickly」について

2013年3月にリリースされた「HotelQuickly」はシンプルなデザインと使いやすさが各国のお客さまに受け入れられ、30万ダウンロード、15万人以上の登録会員を獲得しており、配信している12カ国で最も人気が高いホテル直前予約アプリです。アジア太平洋(APAC)地域では唯一ローカライズ版でも提供されているアプリで英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、ベトナム語、インドネシア語とタイ語で提供されています。

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