グリー、広告配信サービス「GREE Ads DSP」に新機能を追加

「GREE」との連動などにより、より効率的なターゲティング配信が可能に

グリー株式会社

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下「グリー」)は、広告主および広告会社の出稿を最適化するデマンドサイドプラットフォーム(※1)「GREE Ads DSP」に新機能を追加した新たなバージョンを、10月8日より提供開始します。

「GREE Ads DSP」は、広告効果の自動最適化、リターゲティング配信(※2)、リアルタイムビッディング(※3、以下「RTB」)機能などを持つ配信サービスであり、2012年6月より提供しています。インターネット広告市場は昨今著しい成長を遂げており、2013年には1兆円の大台に届くことも予測されています。中でもRTB広告は、オペレーションの効率化とより広告効果の高いターゲティングを背景に、大きな伸びが見込まれています。

今回、この「GREE Ads DSP」に新機能を追加したことで、「GREE Ads DSP」を活用する広告主および広告会社は、自社のプロモーションを最も適合したユーザーに、最適な価格でお届けすることが可能になります。追加した主な機能は以下のとおりです。

「GREE Ads DSP」に追加した主な新機能

SNS「GREE」との連動 「GREE Ads DSP」をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」と連動させることにより、「GREE」に登録しているユーザーの属性や趣味嗜好情報を駆使したターゲティング配信を行うことが可能になります。なお、連動される情報は、ユーザーの性別、年齢、好きなこと・もの・食べ物といった内容であり、個人が特定される情報は含まれません。
ビュースルーコンバージョン計測 ユーザーが、広告を最初に見た時点ではアクション(クリック、購買、資料請求など)をせず、しばらく経ってから間接的な経由(検索、ブックマーク、直接URL入力など)で広告主サイトへ訪問しアクションした数を計測する機能です。直接的なクリックではなく、広告インプレッションがユーザーにどれだけ間接的に影響を与えているかを知るための指標になります。
在庫予測機能 在庫予測機能により広告会社は、広告申込予約をする前に、掲載可能な広告インプレッションがあるかどうか確認することができるようになります。その上で、広告申込予約の際に予測データを出力することで、オーバーブッキングなどのムダを回避することが可能となります。
広告表示の最適化 1案件につき2つ以上の広告が配信される場合、通常全ての広告が均等に配信されますが、今回新たに、計測に基づきCTR(※4)の高い広告をより頻繁に表示させる機能を搭載しました。
PC対応 従来「GREE Ads DSP」は、スマートフォンおよびタブレット上で使用可能でしたが、今回新たにPCへの広告配信が可能になります。これにより、広告主、媒体社は配信対象をさらに拡げることが可能となります。

「GREE Ads DSP」利用のイメージ

グリーは、今後も広告コンテンツを強化し、広告主、媒体社、およびアプリベンダー様の集客、収益化を支援すると共に、広告事業の拡大に努めていきます。

※1 複数の媒体に対して、広告主の効果の最大化を目的に広告配信を行うサービス
※2 広告主サイトに訪れたことのあるユーザーに再度広告を配信する機能
※3 リアルタイムに広告在庫を購入する機能
※4 Click Through Rate(クリック率)の略。インターネット広告の効果を計る指標の一つで、広告がクリックされた回数を広告が表示された回数で割ったもの
※5 サプライサイドプラットフォーム(Supply-Side Platform)の略。オンライン広告において、メディアの広告枠の販売や広告収益の最大化などを支援するサービス

GREEおよびGREEロゴは、日本および、またはその他の国におけるグリー株式会社の商標または登録商標です。その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

以上

本件に関するお問い合わせ先

プレスリリーストップ

最新のプレスリリース