GREE、Unityを利用したアプリをiOS/Android向けに提供開始

グリー株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：田中良和、以下グリー）は、2011年6月20日に、ゲーム開発ツール「Unity」を利用したiOS/Android向け2Dおよび3Dアプリを、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）「GREE」で提供開始したことをお知らせします。グリーでは、今夏に数十タイトルのスマートフォン向けアプリを「Unity」で開発、提供していきます。

「Unity」は、Unity Technologies社（ユニティテクノロジーズ、本社：米国カリフォルニア州、CEO：デービッド・ヘルガソン）が開発・販売する、本格的なインタラクティブ3Dコンテンツの開発を容易にするオールインワンのゲーム開発ツールです（※1）。グリーは、Unity Technologies社と2011年3月に技術提携し、現在、iOS向け「Unity Plugin for GREE iOS SDK」とAndroid向け「Unity Plugin for GREE Android SDK」を公開しています（※2）。今回提供開始した「CosmoLightning」と「ビリヤード by グリー」は、「Unity」とこれらプラグインを利用し開発した2Dおよび3Dアプリで、スマートフォンの豊かな表現力を活かす高い品質を実現しました。

グリーとUnity Technologies社は、現在、開発デベロッパーがより質の高いアプリを開発できるよう、国内外で「Unity」の普及に共同で取り組んでいます。グリーの開発デベロッパー（以下GREEパートナー）様向けの技術セミナーや、個別相談会の開催はその一例です。現在までに約30社のGREEパートナー様が、「Unity」を利用して「GREE」向けにアプリを開発することを表明しています。

Unity Technologies社のビジネスデベロップメント担当バイスプレジデントのトニー・ガルシアは、次のように述べています。「『CosmoLightning』と『ビリヤード by グリー』は、グリーが「Unity」を利用して開発、提供する初のアプリです。Unity Technologies社は、これまでにない革新的なコンテンツが『GREE』に登場するよう、世界規模でグリーと協力していきます」。

グリーは、今後も国内外の有力なパートナーと連携を進めることで、世界中のあらゆる人々が利用するナンバーワンコミュニティサービスの提供を目指します。