GREE、KDDIの携帯電話利用者情報を活用し、年齢認証の精度を向上

青少年の保護・健全育成に向けた取り組みを強化

グリー株式会社

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下グリー)は、2011年1月下旬より、KDDI株式会社(以下、KDDI)が提供する年齢確認サービスを導入し、グリーとKDDIが共同で運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「au one GREE」において、より正確な年齢認証を実現します。

グリーでは、従来から青少年の保護・健全育成に配慮したサイト運営に注力しており、サイトパトロール体制の拡充、年齢別の機能制限の設定、サイト内外での啓発活動など、サイト規模の拡大に応じて、順次対策を強化しています。

この度のKDDIの年齢確認サービスの導入は、かねてより実施している「au one GREE」における年齢別の機能制限(別紙参照)の効果を高めることが目的です。従来グリーでは、「au one GREE」に登録された年齢情報や、携帯フィルタリングサービスの加入状況などからユーザーの年齢を認証していましたが、これらに加えKDDIが保有する年齢情報を活用することで、より精度の高い年齢認証が可能となります。

グリーでは、今後とも、青少年の保護および健全なサイト利用に向けて、実効性のある対策の実施を検討していきます。

これまでの青少年の保護・健全育成に向けた取り組みについて

パトロール体制

・2006年11月より、24時間365日のパトロール体制を運用
・日記、コミュニティ、写真、動画、メールなどにおける投稿につき、システムおよび目視でのパトロールを実施
- システム的に検知された書き込みのほか、画像、動画も含め、各種投稿につき、社内スタッフ、専門業者が目視によりチェック
- 違反投稿や不快なユーザーについて、発見したユーザーが申告できる通報ボタンの設置
- サイトパトロールにより、不適切なものが確認された場合は、削除、警告、停止などの措置を実施

・不適切な単語が含まれるメールの送信を阻止
・メールの大量送信などの違反行為に対するシステム制限の設定
・面識のない異性との出会いなどを目的とした利用・投稿への監視を強化
・個人情報を含む投稿や「GREE」内のメールの送受信に対するペナルティ水準の引き上げ
・プロフィール、日記、コミュニティなどの各種検索機能において、不適切な単語を検索対象から除外

利用者の認証

・「GREE」での登録情報に関しての対策
- 「GREE」の新規登録時において、携帯端末認証を実施し、違反ユーザーの再登録を防止
- 利用年齢の詐称を防止するため、登録した生年月日の変更を制限
・ブラックリスト方式の携帯フィルタリングを活用したゾーニングシステムの導入
- 18歳未満の携帯電話利用者に義務付けられている携帯フィルタリングサービスの加入状況を識別することで、ユーザーの年齢確認の精度向上
- 特定分類アクセス制限方式(ブラックリスト方式)の携帯フィルタリングサービスにおいて、アクセス制限カテゴリに分類されるサイトを開設し、そのサイトの表示状況からフィルタリングの加入状況を識別

年齢別の機能制限の強化

・18歳未満のユーザーと18歳以上のユーザーとのメールの送受信について制限
・18歳未満のユーザーについて、18歳以上のユーザーによる検索結果から除外
・18歳未満に対して友だち希望を行う際のメール内容を定型文に限定

啓発活動

・「GREE7つの約束」などの啓発コンテンツを、ユーザーの目に触れやすい場所に掲示

・青少年インターネット環境整備法、出会い系サイト規制法などに特化した注意喚起のページを設置

・小、中、高等学校の夏季休業期間に合わせて、テレビCMを活用し、青少年やその保護者に対して、安心・安全なインターネットの利用に向けた注意喚起を実施

GREEおよびGREEロゴは、グリー株式会社の登録商標です。その他のすべての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

以上

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