グリー、中国最大のインターネットサービス企業Tencentと業務提携

スマートフォンプラットフォームの仕様の共通化とソーシャルアプリの相互提供

グリー株式会社

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下グリー)は、中国最大規模のインターネットサービス企業のひとつTencent(本社:中国広東省深セン、CEO:Pony Ma Huateng)と業務提携を行います。

Tencentは、中国でPC、タブレットPC、モバイル機器向けに付加価値の高いインターネットサービスを提供し、ユーザーのインタラクティブな体験を豊かにすることを目指しています。同社は、インスタントメッセンジャー「QQ」をはじめ、ポータルwebサイト「QQ.com」、「QQ」ゲームポータル、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Qzone」、タブレットPCおよびモバイル機器向けポータルwebサイトなど、コミュニケーション、情報、エンターテインメント、eコマースの多岐にわたるインターネットサービスを提供し、中国最大のオンラインコミュニティを展開しています。今回のグリーとTencentの業務提携は、「GREE Platform for smartphone」(※)を利用する開発パートナー(以下GREEパートナー)様のソーシャルアプリケーション(以下ソーシャルアプリ)と「Tencent Wireless Services Division」で提供されるソーシャルアプリを、相互のSNSで容易に展開できるようにするものです。

今回の提携で、Tencentは既に公開されている「GREE Platform for smartphone」の仕様と「QQ Wireless Game Center」の仕様を共通化するとともに、日本のGREEパートナー様に対し、ローカライズをはじめとする「QQ Wireless Game Center」上でのビジネス展開を支援します。これにより、GREEパートナー様は「GREE」に提供するスマートフォン向けソーシャルアプリを、一から開発することなく容易に「QQ Wireless Game Center」上に提供することが可能です。また、「Tencent Wireless Services Division」で人気のソーシャルゲームも、「GREE Platform for smartphone」を通じて「GREE」のユーザーに提供される予定です。

中国では、2010年9月にはモバイルゲームユーザーが1.2億人を超え(2010年 易観国際社調べ)、その市場規模はさらに拡大が予想されています。グリーは、今回の提携により、急成長する中国モバイルゲーム市場における事業展開の足掛かりとしてGREEパートナー様のビジネス展開を支援するとともに、国内のプラットフォーム事業の拡大を図ります。

グリーでは、すでに東南アジアをはじめとする新興国を中心に約4,000万人の会員を持つモバイル向けSNS「mig33(ミグ サーティースリー)」に出資するなど、海外展開を進めています。今後も国内外の有力なパートナーと連携を進めることで、世界中のあらゆるユーザーが利用するナンバーワンコミュニティサービスの提供を目指します。

なお、本発表が業績に与える影響につきましては現在精査中であり、影響を与えることが判明した場合には、速やかに公表いたします。

※ スマートフォン版SNS「GREE」をプラットフォームとして、外部のデベロッパー様がアプリケーションサービスを提供できる仕組みです

GREEおよびGREEロゴは、グリー株式会社の登録商標です。その他のすべての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

以上

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