事業のこと

失敗を楽しめる人がゲーム運営に向いている~ファンプレックス×DeNA Games Tokyoのイベントを開催しました~

こんにちは。広報の山田です。
グリーグループでゲームの運営を専門に行うファンプレックスと、DeNAグループで同様にゲームの運営を専門とするDeNA Games Tokyo(以下「DGT」)が共同で、「ゲーム運営の今と未来」を語るイベントを実施しました。

ファシリテーターとしてSocial Game Info(以下「SGI」)の木村編集長をお招きし、ファンプッレクスからは代表取締役社長の下村と執行役員の佐藤、DGTからは代表取締役社長の井口氏、取締役の山口氏が登壇しました。

SGI木村編集長:「ゲーム運営事業者とは何か?」

はじめにSGI木村編集長から、「ゲーム運営事業者とは何か?」をお話しいただきました。

「ゲーム運営業者は、スマホゲームの運営を専門的に行っており、『セカンダリ事業者』と言われることもあります。
新しいゲームの開発は行わず、既に運営している事業者から買い取り、もしくは受託する形でサービスを提供します。
ゲーム開発会社が他社にゲームを売却する理由は、新しいゲーム開発の人的リソースの確保が一番大きいです。また、収益が出ているうちに売却し、ブラウザからネイティブにシフトを考えていたり、モバイルゲームからの撤退を考えている会社だと、そこで働いている社員も含めて売却をしたりすることもあります。
逆に買い手からすると、受託であれば一定の収益が担保されるので、売り手と買い手のニーズが合致する形で現在市場が伸びています。
比較的歴史の浅いゲーム運営業界に、グリーとDeNAというブラウザゲームのプラットフォーマー2社が入ってきたというわけですが、ファンプレックスは、グリーグループの提供するゲームとGREE Platformで提供しているゲームを中心に運営を行い、直近の通期では消費コイン約100億にまで成長をしています。DGTは、DeNAのゲームを運営しています。」

DGT井口氏・山口氏:DeNA Games Tokyoの紹介

続いて、DGTのお二人から会社紹介。
DGTの今後のビジョンについて、井口氏は「あらゆるゲームの可能性を引き出し、最高のユーザー体験を実現する。」を掲げ、特に「ゲームの可能性を引き出す」というところをポイントとし、「可能性を最大限引き出せるのであれば、開発もするし、人も増やす。」と話しました。

ファンプレックス下村・佐藤:ファンプレックスの紹介

次に、下村はファンプレックスの特徴として、グリーで長期運営の精髄を積み上げて来た社員をコアメンバーに据えて設立していることを挙げました。
下村は、「ゲーム業界における活躍ってなんだろうとイメージした時に、最初は新規開発を思い浮かべましたが、自分は、今目の前にいるお客さまに楽しんでもらって、その反応が返ってきて、その上で明日のゲームをもっと良くしていくことに楽しみを感じました。長い期間お客さまに楽しい日々を届ける、ゲームの未来を送り届けられたらいいなと思っています。」と自身の運営にかける想いを語りました。

パネルディスカッション

続いてはパネルディスカッション。SGI木村編集長の問いかけに対し、それぞれが発した想いを抜粋してお伝えします。

ゲーム運営における「ユーザーファースト」とは?

井口氏:「長く遊んでいただき、次は何が来るんだろうと期待されるようなゲームの運営をしていくことだと思います。単月でいい悪いをジャッジするのではなく、今後どういう期待をしてもらえるか、気持ちを盛り上げていけるかが大事です。」

下村:「ユーザー目線で考えて一番悲しいのは、ある日突然ゲームがなくなってしまうこと。それが起こらないようにしなければいけないし、それが起こらないであろうと信じながらプレーができるようにすることが大事。安心して遊び続けられるような、ワクワクを持ってゲームの明日を見ていけるような運営をできるようにしていくことです。」

面白さ以外に大事にしていることは?

下村:「安心・安全を呼吸するように提供し続けられること。これはグリーグループでたくさんの知見を積み上げてきた部分です。」

佐藤:「変化し続けていくことは絶対に裏切ってはいけないポイントですね。」

山口氏:「バグがないといったユーザーが当たり前に求めていることの期待値が年々上がっていると思います。その当たり前をどれだけ敏感に察知してクオリティを担保できるか。当たり前に提供しないといけない価値を理解して作っていけるかの肌感を会社として担保できるか。さらに、それをタイトルごとに共通したクオリティにしなければならないと思います。」

井口氏:「変化はなかなか作りだせません。ゲームを作るのと、ゲームを作る組織を作るのは同じことだと思っていて、1週間単位でユーザーの求めるものや、チーム体制のあるべき姿は変わっています。働くメンバーが成長し続け、変化にどう対応していくかを日々考え続けないと、僕らが求める変化は生めないと思います。」

運営会社として注力したいところは?

佐藤:「多様性が強化されていると思っているし、強化していかなければならないと思っているので、いろいろな運営やマネジメントのパターンを吸収しているところです。将来的には海外で作られたアプリを我々が運用するということも考えられるので、多様性の獲得をとても重要視しています。」

山口氏:「一つは、働いている人たちがどれくらい盛り上がっているかが重要です。会社として面白い仕事ができる環境を作っていかなければいけないと思っています。もう一つは、ユーザーからのフィードバックをどれだけ濃密に得られるか。DGTでは毎月ユーザーインタビューという形でお客さまに会社まで来てもらい、開発メンバーに直接フィードバックをもらっています。ここは強化していきたいところですね。」

井口氏:「ユーザーインタビューは僕が経営に携わるようになってから絶対にやろうと言って始めました。そのインタビューの中ですごい熱量で怒られた時に、この人たちは僕らが作っているゲームを本気で捉えているんだなと心から思ったし、僕はこの人達のためにゲームを作りたいと思いました。ユーザーインタビューの効果は二つあって、一つは施策の妥当性の検証。もう一つは誰のために働いているかを開発メンバーにも知ってもらうことで、開発チームのモチベーションも変わってきます。」

ゲーム運営に向いている人材は?

下村:「ゲーム運営というものは、日々エンドレスにゲームをより面白くしなければならないので、誠実であれということに尽きると思っています。一つはお客さまに対して良いものを届ける。もう一つは、ものづくりをやっている中で必ず訪れる修羅場を乗り越えられるか。さらにもう一つは、自分自身の成長やキャリアにとっても誠実であってほしいです。プロダクト、お客さま、チーム、そして自分自身に対しても誠実であり、今日成長した人は、明日はもっといいゲームを作ってくれると思っています。後は、失敗を楽しめる人です。失敗したとしても、その失敗を次のバネに変えて走り出せる才能、トライアンドエラーが施行できる人であってほしいなと思います。」

井口氏:「一つは、工夫が好きな人。二つ目は、ゲームを楽しめる人ですね。弊社ではサービスエンジニアと呼んでいて、エンジニアであっても、このゲームが本当に面白いかの責任を負うべきという話をしています。」



今回登壇したファンプレックス下村・佐藤、そしてDGTの井口氏・山口氏はそれぞれ、グリー、DeNAでのゲーム運営経験から、いかに目の前のお客さまを裏切らず、そしてその期待を超える価値を提供し続けられるかということに、強い使命感とやり甲斐を持ってきたか、そして同じような想いを持った社員が育つ経営を意識していることを感じられるイベントでした。

ファンプレックスはこれからも、ゲーム運営業界を盛り上げる取り組みを進めていく予定です!

以上

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