働き方

IT業界3本の矢で職場をより良くする! グリー、ヤフー、サイバーエージェントの3社でIT業界ママセミナーを開催しました

こんにちは。六本木ヒルズがイルミネーションでキラキラし始め、ああ、今年も熱燗の季節がやってきたと心ウキウキしている久保です。

さて、今回は今年の夏にグリーとヤフーさん、サイバーエージェントさんの3社合同で開催した勉強会「IT業界のママ集結!『On/Off』輝き続けるための秘訣とは」の様子を紹介します。

3社初の合同セミナー@グリー六本木オフィス

制度があっても、活用の仕方がわからない

グリーは平均年齢が約31歳で、最近本当に結婚・出産といったライフイベントを迎える社員が増えてきました。Facebookのタイムラインで社員のおめでたい写真を見るたびにまぶしさで目がやられます。

グリーでは、そんな輝いている社員をもっともっと会社としてサポートしたい! と今年の7月に、家庭と仕事の両立を支援する福利厚生プログラム「GREE Family Support Program」を導入しました。この導入にあたっては、先行してさまざまな制度を導入されているヤフーさん、サイバーエージェントさんからたくさんのアドバイスをいただきました。

このプログラムでは、有休とは別に、ご家族の病院への付き添いや妊娠中の健康検査などで休みを取得できる「ファミリー休暇」や、家族を看病しながら自宅で勤務できる「ファミリー在宅」などの制度を設けました。しかし、導入後に女性社員や、女性社員を部下に持つマネージャーから「制度があっても、それを活用して実際に子育てしながら働いているイメージが湧かない」といった声が多く出てきました。

そこで、あらためてヤフーさん、サイバーエージェントさんに相談させていただき、「それなら各社の悩みや成功事例を共有して、みんなでIT業界を盛り上げていこう!」と本セミナーの開催にいたりました。

全体進行を務めるグリーの服部(写真左)と、モデレーターを務める同じくグリーの斧。
2人とも子育て奮闘中の社員です!

独身時代は、とにかく仕事が楽しかった

当日はヤフー株式会社 ピープル・デベロップメント統括本部 人財開発本部長 兼CFO室の斎藤 由希子さん、株式会社サイバーエージェントの人事本部に所属する松林 美佳さんをパネリストとしてお招きし、グリーの斧がモデレーターを務めました。グリー社員を対象としたセミナーでしたが、一部社外の方も含め、参加者は約100人となりました。

斧はグリーの韓国スタジオ立ち上げを担当する中で結婚し、
出産を経て今年の4月から「GREE Family Support Program」導入を主導しました

斎藤さんは27歳でヤフーに転職し、現在16年目ということで、「社内文書にないことは斎藤に聞け」と言われるほどヤフーの歴史とともに歩んでいらっしゃった方です。プライベートでは6歳と5歳の娘さん2人の子育てをしながら、旦那さまのご両親の介護もしていらっしゃいます。仕事も育児も介護も両立(三立?)させるという、まさに現代を象徴するような働き方です。

ヤフーの斎藤さん

松林さんは新卒でサイバーエージェントに入社し、マネージャー、部長職を経験。30歳で出産し翌年に復帰するも、働き方のスタンスを決められずに悩む日々が続いたそうです。悩み抜いて吹っ切れたタイミングで人事への異動の話が舞い降り、社内の適材適所化を進めるプロジェクトに従事。その功績が評価され、社内の表彰制度で最優秀ベストスタッフ賞を受けたそうです。

サイバーエージェントの松林さん

ディスカッションの最初のテーマは「結婚出産前の働き方」について。「将来のキャリアについてどう描いていたか?」というお題に、斎藤さんは「ヤフーに転職してからはどんどん新しいことに挑戦できて、楽しくてしょうがなかった。へこんだ時期もあったけど、IT業界って素晴らしいという気持ちで駆け抜けてきたので、結婚はまったく考えなかった」と答えました。

松林さんも「いつかは結婚、出産したいなあくらいで、起きている時間の9割は仕事に費やしていた」とのこと。お二人とも根っからのキャリアウーマンなのが伝わってきます! ちなみに松林さんによると、「自分がどうなりたいかをどれだけ描けるか」が重要なんだそうです。

結婚、出産を経て、サポートする側へ

続いてテーマは結婚出産後の働き方に移ります。旦那さんとの家事育児の分担について「旦那の仕事がどうしても不規則になることもあるので、自分の親と同居して手伝ってもらいながらうまくやりくりしました」と斎藤さん。

専業主婦という道を選ばずに働き続けることについて松林さんは「仕事でしか得られない刺激とか興奮、達成感がある。人それぞれ向き不向きがあって、娘や家族のことは大好きだけど、そこに専念する生き方は私に合っていないと思って復帰の道を選びました」と説明しました。
とは言え、平日はほぼ松林さんが家事育児をされているとのことで、旦那さまと話し合って、月2回は自分のフリー時間を設けて、美容院や読書などリラックスできるようにしているとのことです。

転職、結婚、出産……。お二人が経験してきたことをありのままに語っていただきました

両社それぞれどのような制度を導入しているかについて、サイバーエージェントの松林さんからは、ネットで話題になった在宅勤務や妊活休暇など女性が長く働き続けられる職場環境を促進する「マカロンパッケージ」について紹介がありました。いろいろある制度の中でも、特に妊活サポートに力を入れているそうで、「仕事もプライベートも両方充実させ、長くサイバーエージェントで働いてほしい」というメッセージが込められているとのこと。

「ヤフーは復職者の方に対して、新しいサポート施策をテスト運用している」と斉藤さん。復職するにあたり、「どんな働き方をしたいのか」「その気持ちをどうやって上司に伝えるのか」「同僚には何を伝えるべきなのか」といった事がわからない、という相談が非常に多いそうで、いろいろな質問に対して、社内有志のパパママサポーターが中心となって対応しています。

セミナーの後半に設けた質疑応答では、男性社員も「今の旦那さんにあと一つお願いするとしたら何ですか?」「子どもを持つ女性社員に仕事を割り振る際、どのような事を心がければ良いのか?」と積極的に質問していたのが印象的でした。

グリーの公式部活動「パパママ部」に所属する男性社員も参加していましたた

最後にお二人から、「横の連携で知恵を出し合うなど、こういう機会は非常に大事だと思うので、今後もぜひIT業界を皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います」(斎藤さん)、「こういった共有の場を設けることで、お互いシナジーが生まれて、より良い効果的なアクションにつながると思います」(松林さん)とコメントを頂き、初めての合同セミナーは終了しました。

斎藤さん、松林さん、ありがとうございました!

私はまだ独身ですが、今回このセミナーで先輩方の経験談を聞くことができて、将来のビジョンが前よりも少し描けるようになりました。大事なことなのでもう一度言いますね、私は独身です。クリスマスを前に、熱燗でウキウキしてる場合ではありませんでした!

【お知らせ】11/22(土)開催
シンポジウム「IT企業における女性の活躍推進への取り組み」

ここからは告知になってしまうのですが、11月22日(土)に政策分析ネットワーク主催のシンポジウム「IT企業における女性の活躍推進への取り組み」に、3社で登壇します。まだ参加受付中ですので、ご興味ある方はぜひ下記の申し込み先にご連絡ください。当日の様子はまた広報ブログでご紹介させていただく予定ですので、お楽しみに!

===ご案内===
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<特別企画>【女性の活躍推進シンポジウム】
「IT企業における女性の活躍推進への取り組み」 ~各企業の事例紹介(6社・人事担当者)~

【開催概要】
日時:11月22日(土)14:00~16:00
場所:「TIP*S /3×3 Labo」(中小企業機構/エコッツェリア協会) 日本ビルディング6階・662区(東京都千代田区大手町2-6-2)
定員:200名
備考:参加費無料
主催:政策分析ネットワーク
協力:中小企業基盤整備機構、エコッツェリア協会、企業間フューチャーセンター

【パネリスト・モデレーター(敬称略)】
第1部
◇日本マイクロソフト株式会社 執行役人事本部長 佐藤 千佳
◇日本IBM株式会社 人事 ダイバーシティ&人事広報 部長 梅田 恵
◇インテル株式会社 人事部長 大住 りお

第2部
◇ヤフー株式会社 ピープル・デベロップメント統括本部 人財開発本部長 斎藤 由希子
◇株式会社サイバーエージェント 全社人事部 労務グループ シニアマネージャー 星野 浩輝
◇グリー株式会社 人材開発部 マネージャー 斧 佳代子

◆経産省・中小企業庁経営支援部 創業・新事業促進課長 坂本里和(前経済産業政策局・経済社会政策室長)(「なでしこ銘柄」立案者)

◆全体進行係:政策分析ネットワーク事務局長 田幸大輔

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【参加申込(11/22 女性の活躍推進)】
(送信先:takoh@r3.dion.ne.jp)
ご氏名:
ご所属:
ご役職:
E-mail:
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(会場受付にて名刺を1枚ご用意下さい)
(開催形式:第1部・第2部の2部制)
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【概要説明:政策分析ネットワークについて】
「立法・行政(中央省庁/地方自治体)・民間企業・大学・シンクタンク・マスコミ・NPO/NGO・有識者」などの政策関係者による、「政策議論(建設的な官民政策対話)」と「官民人的交流」の促進を図るための、「官民連携型:政策プラットフォーム」です。
○設立:1999年4月
○代表:東京大学大学院教授 伊藤元重
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【政策分析ネットワーク事務局】
○〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
 東京大学大学院経済学研究科
 伊藤元重研究室気付
○http://www.policy-net.jp/

以上

本件に関するお問い合わせ先

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